平素より温かいご支援・ご声援をいただきありがとうございます。
中林凌大の「世界への挑戦」、海外遠征が終了し、無事に帰国しましたのでご報告いたします。
また、最終戦では、日の丸を背負って世界選手権を戦い抜きました!そちらのレース結果もご報告いたします。
会場:デンマーク・コペンハーゲン
期⽇:2025年8/1-3⽇
天候:⾬のち曇り
⼤会結果:LCQ敗退 (46位/58⼈中) *LCQ=予選ラウンド

約2ヶ⽉間のヨーロッパ遠征の最後の⼤会となる世界選⼿権。同⼤会への出場は2021年の⼤会以来、4年ぶりの出場となった。7⽉上旬に練習をしていたフランスからデンマークへ移動、ジャパンチームと合流し、世界選⼿権が開催される会場で事前練習を⾏った。
4⽇間の練習後スウェーデンへ移動し、2週間弱調整を⾏い、⼤会の約1週間前に再びデンマークへと戻った。
今⼤会も予選は1本のみ(Round 1)で上位4名が、次のラウンドに進出(今⼤会の場合1/8 決勝から)、上位4名に⼊れなかった選⼿は LCQ(Last Chance Qualify)という敗者復活のラウンドに進み、そこで上位2名に⼊る事ができれば、再びトーナメントに戻れるといったフォーマットで⾏われた。
事前練習ができていた事もあり、⾦曜⽇、⼤会当⽇の公式練習ではコースの再確認とスタートゲートの調整をする事に集中して時間を使う事ができた。⼩⾬が降る中始まったRound 1では、7コースからのスタート。少しスタートで少し出遅れてしまったが、第1ストレートで内側に移動し、第1コーナーで順位を上げる作戦に切り替えた。しかしさらに内側にいた選⼿も出遅れていたため、思うように内側に⼊る事ができなかった。その結果、第1コーナーでは⾏き場を失う形となり、最下位で第2コーナーに進⼊した。

あまり差を詰めることができないまま、第2コーナーへ差し掛かった時に前⽅の選⼿が転倒、その隙に順位をあげたかったが、他の選⼿が巻き込まれなかったため、⼤きな順位変動も起こる事なく、6位でフィニッシュした。続くLCQでは、3コースからのスタート。良いスタートを決める事ができ、2コースの選⼿を抑えてスタートする事ができたが、外からは昨年同カテゴリーで優勝した選⼿が好スタートを決めており、3位で第1コーナーに差し掛かったが、内側から先ほど抑えていた選⼿が⼊ってきてしまい、4位で第1コーナーを⽴ち上がる事となった。
第2ストレートで3位への浮上を試みるも抜かせるまでの追い上げはできず、4位のまま第2コーナーへ。その後も前との差を詰める事ができずに4位でフィニッシュ。通過圏内の2位までは届かず、⾃⾝4年ぶりの世界選⼿権は終わってしまった。

今年が最後となるU23カテゴリーという事もあり、少しでも上のラウンドへ勝ち上がりたいという強い思いで望んでいたので、このような結果に終わってしまい、悔しさの残る⼤会となった。しかしヨーロッパにいた2ヶ⽉間、⽇本よりもレースも練習環境もレベルの⾼い中で競技を⾏い、⾃分で分かっていたけどできていなかった部分と向き合う事ができたり、⽇々競技をする中で新しい発⾒があったりと⾮常に有意義な時間を過ごす事ができた。ここで⾒つかった課題を環境は違うが、⽇本に戻ってきてもイメージしながらしっかりと向き合っていきたい。
今回の遠征を⽀援してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!





